タミヤ 1/24 フォード GTを作る!<製作編>
タミヤ製 「1/24 スポーツカーシリーズ No.346 1/24 フォード GT」を作る!
今回は依頼品。
ボディーカラー「赤」でライン入りを希望。
<ホイール>
・ホイールのメッキを落として、少しダークに塗り直す
・最近、ガイアの「GP-08 プレミアムミラークローム」を覚えたので、メッキは要らない。
・ハイター:水=1:1に浸けたら直ぐメッキが落ちた。
・こんな感じでメッキ落とし終了。
<ボディ>
・パーツ分割されたボディを接着すると、いくつか合わせ目が残るので、パテ埋めで綺麗にする。
〇フロントエアダクト部
こんな感じで合わせ目消して、ボンネットのスジボリはしっかりと!
〇サイドアンダーのエアダクト部
綺麗に合わせ目を消す!
〇リアタイヤ上部のパーツは塗装前に付けるか塗装後に付けるか迷ったが、先に付けることにしたが、内側が塗装出来るか不安だ。
<その他のパーツ>
その他は何の加工もしないので、切り出して、ヤスリ掛けするだけ。
塗装前に全パーツを洗浄して乾燥!
いざ塗装
ってところで、リアウイング可動させたくなってしまった。
※スポーツモードで113km/h以上、ノーマルモードやウェットモードでは145km/h以上に加速すると2本のストラットに支えられてせり出す仕組みだ。
<ウイング可動>
・試しに内部の可動部分を作ってみて、失敗したら止めればいいやっ て感じで…
プラ板3枚重ねて、中にネオジム磁石入れとけば何とかなるかな?
ボディの内側はこんな感じでマフラーパーツと干渉しない様にっと~
太い真鍮は1.5mm、ダンパー風の方は、1.5mmの真鍮パイプに0.8mm真鍮を入れた。
(これで実寸36mm径のダンパーになる計算)
3枚重ねたプラ板の真ん中にネオジム磁石を入れる事で、強力過ぎない程よい磁力を目指す。
このサイズでの穴開けは凄く難しい。
4か所斜めに1.5mmの穴を開けるのは、1/10mm精度ぐらいな雰囲気。
何回も作り直した失敗の山!
そうしてやっとボディに付けてみると…
まあ、イメージはこんなもんでしょ。
・次に、下側で磁力によりウイングを保持するパーツを作る。
小さい鉄板を探して見つけたのが、ケーブルフック!
フックをニッパーでカットして真ん中の1cmだけ使う!
プラ板で作った下部パーツの真ん中に鉄板を接着。
こんな感じ。
両側の白いプラ板は鉄板と同じ厚みの0.5mm。
両サイドの穴にダンパーに模した真鍮パーツをアロンアルファで接着。
そこに、真ん中のボディーに付けるパーツを通してみる。
この真ん中パーツは1.5mmの真鍮が上下するので、穴サイズを1.8mmに広げた。
(このサイズだとマクロモードで撮影してもピントが合い辛い)
ウイングの裏にも真鍮を受ける穴を超高精度で開ける。
何とか上手くいった!
この真ん中パーツに入っている磁石で下パーツの鉄板を引き寄せ、ウイングを保持。
ウイングを下げれば磁力の範囲外になる仕組み。
ネオジム磁石と鉄板の間に1mmプラ板が有るので、保持力が絶妙!
まあ、このサイズでこの精度を出すのは相当大変!
斜めに棒を動かすって・・・
こんな感じ!
ウイング収納時(通常状態)
ウイング展開!
☆☆ 別角度から ☆☆
ウイング収納時(通常状態)
ウイング展開!
ボディ裏のマフラーパーツとの干渉具合。
ウイング展開時の状態。
このマフラー穴からウイング用ダンパーパーツが丸見えなので、プラ板で塞ぐ。
0.3mmプラ板で塞いだ。
裏から見るとこんな感じ。
ウイング通常状態だとダンパーパーツがこれだけ下がって来るが、この部分は空間なので、何も干渉しないはず。
以上でウイング可動完成。
出来に大満足!
やっと塗装に入るぞ。
つづく